それは、新選組が襲撃されるという

情報を得た日のこと


書簡を持ち、斎藤の部屋へ



「これ、副長に届けてくれませんか」


「なんだ…? お前…」


「たまたま仕入れたので」





斎藤が、山崎と接して書簡を渡すと

すでに密偵から、知らせがあったとのこと




安堵して、御陵衛士に戻り
縁に感謝した





後日、近藤と土方の誘いで

伊東と鈴木が島原へ



永倉と原田、斎藤と縁が同伴した



そこで、永倉の恋仲 小常が懐妊したと
報告があり


「おめでとうございます!!!
お幸せに!!!うわぁ~めでたいなぁ!
ふふっ どちらでしょうね?」


縁は、大喜びした


(良かった!永倉さん、幸せになって!)



「俺は、男だと思うぜ!」

「うーん!そうかも!!」


「女かもしれんな」

「うんうん!そうかも!」


「お前がそんなに、喜ぶとは思わなかった
ありがとうな」


「おめでとうございます!!!」







帰り、伊東と布団を並べ語る



「ご機嫌ね?」


「うん!これで、諦めつくし!
幸せそうな、永倉さん見れて
俺も、幸せな気持ちになったんだ!へへっ
良かった~」


「貴方って、馬鹿だけど
大馬鹿ってくらい、良い子ね!
本当… 馬鹿だけど」


「誉めるなら、ちゃんと誉めろ!」



「私が、詩乃さんに近づいたら
威嚇してたのにねぇ~」



「忘れた」



「ほほほっ 怖かったわよ」