「三葉っ?!良かった、心配したぁ…」





「ただいま帰りました、姫。」





玄関を開けて抱きついて来た小雪姫を受け止める





「大丈夫ですよ、小雪姫。ちゃんと送ってきましたから」





「…なんで絋がここにいるの?」





ムスッとした顔で小雪姫が問う





「今日はたまたま翼と楓にお会いして、あちらにお邪魔していたんですよ!」





慌てて言う三葉に、小雪姫は訝しみながらも「ふーん」と返した。





「じゃあ三葉、また。今度は小雪姫と一緒にでも来てください」





「はい、楽しかったです。ありがとうございました」