気づいたらいつの間にか扉の前 楓と呼ばれていた茶髪が扉を押すと… 「ま、回った…」 真ん中を軸に回ったのだ どうりで扉が大きいわけだ ここはからくり屋敷?だったのね よくわからないけど… 不思議に思いながらも、中に入る 「修哉、副様ただいまー」 「おかえり」 「なんだよ副様って笑」 「…で、その子?」 「ん。修、知ってる?」 遠藤修哉がじーっと見てくる …遠慮ないな 「…知ら「あ、もういっこ!」」 言葉を遮られ、不機嫌な顔の修哉 それを副様が宥めながら楓に続きを促す