ミツバのお守り




…が、思い通りにはいかず、足音は小雪姫のいる部屋の前で止まった





(やだよ…怖い)





部屋の扉がガラリと開く





小雪姫は思わずしゃがみ込み、目をぎゅっと瞑った





が、何も起こらず、小雪姫は不思議に思い目を開けた





すると、目の前に足が見え、思わず後ずさりする





「やっ…!」





「ごめんなさい。
驚かせてしまいましたか?」





酷く怯えた様子の小雪姫に誰かが声をかける





その言葉に、そーっと顔を上げると
そこには、あの女性がいた