「一体このクラスはどうなってんだー」
中西は全体を見回す。
「倉持先生はどんな教育を……」
倉持先生は、出産で休暇中の担任教師だ。
この中西とは違って、
ハートの熱い素敵な先生だ。
「先生、
荷物検査をするなら、
もっと考えてやってください。
これじゃあ、イジメです」
「イジメだとおー!!
不要なものを持ってくるのが悪いだろう。
えー?」
中西がついにブチ切れた時、
教室の扉がガラッと開いた。
「あ、取り込み中にすみません!!」
ユウヤが入って来て、
中西に近づいていく。
手には黒いカバンを持っている。
「先生、これ廊下に落ちてました。
どうしましよう……」
「っ」
中西が絶句する。
「一応、誰のか中を確認しますねー」
ユウヤがカバンを開けた。
中には教科書やら書類が入っている。
「や、やめろ!!」
中西が手を伸ばして
ユウヤを止めようとしたが、
ちょっと遅かったようだ。
ユウヤの手にはエロ本が……


