激震少女+α(2)


「おい、西野。おまえ……」


「はーい、

立っときまーす。

はははははは」


美嘉が教室の外へ出て行く。


「先生、もうやめませんか?」


あたしは中西に近寄った。


「デリケートな物もあるので……」


「そんなもの、いちいち気にしてられるか。

生徒は黙って、言う通りにしとけばいい」


「珠里奈ちゃん」

あたしは優しく言う。

「もう席に戻っていいよ」


「ありがとう、優樹菜ちゃん」

珠里奈は席へ戻っていく。


「おーい、松下。

おまえは教師か?

なにを偉そうにしてるー??」


「みんなー、

荷物検査はなしで。

あたしが責任を持つから」


みんなが安堵の表情を浮かべる。


「お、おまえ何様だー。

教師かおまえー」


中西があたしに詰め寄ってくる。


「ふざけんなー。

廊下に立ってろー」


「あたしは学級委員です。

権限はそれなりにあるはずです。

先生の言いなりになるだけなら、

学級委員は必要ありません」


あたしは中西を睨みつける。