「ひ、人の物は勝手にさわっちゃ行かん」
中西がカバンとエロ本を取り上げる。
「こ、これは俺が預かっとく……」
ユウヤが笑う。
「ははは。
そうですよねー、
人の荷物はさわっちゃいけませんよね。
ましてや、エロ本なんてバカな奴っすよね」
「そ、そうだな……
こんなものいかんな」
中西はエロ本をカバンにしまう。
「不要なものだ……」
「でも、それ生徒のカバンじゃないですよね?」
「……」
中西はユウヤを一瞬睨みつけてから、
クラス中に言った。
「残り時間は自習だ。静かにしてろよ?
お、俺はこれを届けてくる……」
中西は足早に教室を出て行った。
入れ替わるように美嘉が入ってくる。
「あれー、先生どうしちゃったのー??」
クラス中がクスクス笑っているのを見て、
美嘉は顔が赤くなっていく。
「もーみんなー。
わたしを笑わないでー」
ナイス天然!


