頭を抱え要も俯く、その横で明音は震えていた…そして
「プッ…くっふ…フフッ…アハハハー!あ~お腹痛い~」
涙目になり、腹を抑え笑い声を上げた。
「…なんで笑うの?」
問う要に対しまだ笑いながら明音は返す
「ごめん、ごめん…でも可笑しすぎるよ~それであんな計画持ち出したの?」
少しムッとした表情で要は言う
「だって律っていつも本ばっかり読んでるし華奢ってほどじゃないけど細身じゃん!?相手は弁慶だよ?分が悪すぎるよ!」
軽く一呼吸して明音は説く
「大丈夫だよ!お姉ちゃんが言う“強い人”ってたぶん身体じゃなくて“心が”って意味だよ?それなら大丈夫!律くん以上に心が強い人なんていないんじゃない?少なくとも私は知らないもん、要くんの事になると取り乱すけどね~」
明音の説に合意する点はあるも、まだ引っ掛かる…
「確かに律は優しいし俺の話も冷静に何でも聞いてくれて一緒に笑ってくれるよ…でもすぐに泣くし、慌てるとわなわなするし…それって強いの?」
間髪入れず明音が言う
「だ~か~ら~、それは要くんに対してだけっ!律くんは凄い心の強い人だよ?お姉ちゃんから聞いた事あるけど、皆の悩み事だったりクラスで何か問題があれば、無意識にいつも律くんが一番頼りにされてるって…心が強くないとそんな事できないよ?絶対に!」
普段の律の行動などを思い出し合点がいく
「確かに……でも、じゃあ千尋はどうして善一朗にあんな顔してたんだろう?」
要は顎に手をあて考える
「また変な計画を練る前に教えてあげる…お姉ちゃんもずっと前から律くんの事が好きだよ?」
「えっ!?ホントに?」
「本人は言わないけど解るよ、そこは要くんも私と同じでしょ?」
「じゃあ両想い!?でも何で二人共それを言わないんだろ?」
「プッ…くっふ…フフッ…アハハハー!あ~お腹痛い~」
涙目になり、腹を抑え笑い声を上げた。
「…なんで笑うの?」
問う要に対しまだ笑いながら明音は返す
「ごめん、ごめん…でも可笑しすぎるよ~それであんな計画持ち出したの?」
少しムッとした表情で要は言う
「だって律っていつも本ばっかり読んでるし華奢ってほどじゃないけど細身じゃん!?相手は弁慶だよ?分が悪すぎるよ!」
軽く一呼吸して明音は説く
「大丈夫だよ!お姉ちゃんが言う“強い人”ってたぶん身体じゃなくて“心が”って意味だよ?それなら大丈夫!律くん以上に心が強い人なんていないんじゃない?少なくとも私は知らないもん、要くんの事になると取り乱すけどね~」
明音の説に合意する点はあるも、まだ引っ掛かる…
「確かに律は優しいし俺の話も冷静に何でも聞いてくれて一緒に笑ってくれるよ…でもすぐに泣くし、慌てるとわなわなするし…それって強いの?」
間髪入れず明音が言う
「だ~か~ら~、それは要くんに対してだけっ!律くんは凄い心の強い人だよ?お姉ちゃんから聞いた事あるけど、皆の悩み事だったりクラスで何か問題があれば、無意識にいつも律くんが一番頼りにされてるって…心が強くないとそんな事できないよ?絶対に!」
普段の律の行動などを思い出し合点がいく
「確かに……でも、じゃあ千尋はどうして善一朗にあんな顔してたんだろう?」
要は顎に手をあて考える
「また変な計画を練る前に教えてあげる…お姉ちゃんもずっと前から律くんの事が好きだよ?」
「えっ!?ホントに?」
「本人は言わないけど解るよ、そこは要くんも私と同じでしょ?」
「じゃあ両想い!?でも何で二人共それを言わないんだろ?」

