眠たい王女様は夢うつつに現実をみる




「...おい。なんとか言えよ月影琉衣」



初めて夏目くんがわたしに話しかけてきた。


どうでもいいけど。
私は一言も話すつもりはない。


ふと、夏目くんが苛立った様子でなにかを言おうとした瞬間、


唐突にドアが開いた。


_______バーン


「るーー!やっほーぉ」


そして


飛び込んできて、私に抱きついたのはシエルだった。