眠たい王女様は夢うつつに現実をみる





「...」



相変わらず赤羽くんは、地面に座り込んでいて、床を見つめている。


天野くんは私の手首を掴んだまま。


かがんでいた井浦くんは、


私が喋らないと察したのか、のぞき込むのをやめる。


夏目くんは決して私の方を見ようとせず、壁に背もたれていた。



「...琉衣ちゃん...」


正直めんどくさい。


とっとと、別の場所に行きたいんだけど。


...はぁ...