「...なん...で、るいやん...」



「...私、君みたいな人が一番嫌い


...もう二度と関わらないで。煌月も、赤羽くんも」



窓からは爽やかな光が差し込んでくる。


目の前で赤羽くんはうつむいた。


赤羽くんが私の両脇に打ち付けていた腕は、


力を入れすぎたのか青くなっていて、


さっきの勢いはどこに行ったのか、徐々に腕から力が抜けていく。


その腕をたたき払って、私は生徒会室のドアへ進む。


...結局関西弁どうこうの話は、決着つかずだけど、もういい。


...めんどくさいし。


私はもう言いたい事は言った。