眠たい王女様は夢うつつに現実をみる




「...そろそろ、行くか」


だるい気持ちを無理に押し込めて、なんとかソファから立ち上がる。


「いってらっしゃ〜い」


「...じゃね」




家は出たものの、ダルすぎる体に力が入らず


結局学校に着いたのは、3時間目後半あたりになっていた。