「まぁ~いっかぁ~いなかったのが悪いんだし~ 普段ヨナちーがいて、なかなかるーにベタベタできないから 今のうちにしとこぉ~っと~♪」 ぽふっと私に抱きついてくるシエルの ふわふわの茶色い髪の毛が額にあたってくすぐったい。 「シエル、琉衣、お茶しよっか。ちょうどクッキーが焼けたんだ」 「さ~んせ~い!るーもだよね!」 「うん」