「...悪ぃ。...俺、ちょっと席外すわ」 そんな気まずい空気に、葵が長いまつげをふせて、 屋上から去っていった。 ...その後は、まばらにそれぞれがそれぞれの時間帯に帰っていった。 そしていつの間にか、夕陽が屋上のフェンスを照らしていて、 誰も居なくなった屋上に、もの寂しさをかもしだしていた。