...もちろん、ふざけているわけではないのは、 空気と尚と茜の表情が物語っている。 真剣な表情...というよりは、どこか青ざめている感じだ。 そんな茜に心外だとでも言うように、悠紀と奏がたたみかける 「えぇ!?な、なんで?琉衣ちゃんいい子だよ?」 「せやで!美人やし。 確かに猫みたいに自由奔放ではあるけど 相手のことしっかり思いやれるええ子なんやで!」