眠たい王女様は夢うつつに現実をみる





それに明らかに約1名はそれに同意してないし。



「何故」



私は、祐という人を睨む。



祐って人は、困惑したように眉をよせていた。



「何故、出会って数時間なのに私が姫になる?」



どう考えてもおかしい。



「...そうだねー...理由は、気に入ったから?かな。



それにしても、



...なんで、なんて言い返されたの初めてだなー



まぁとにかく俺達は君を歓迎してるよ」




「そこにいる人は歓迎してない」



私が指さしたのはカッコイイ人。



だいたい、


「...赤羽くん以外の人、私の名前知らない」



私も赤羽くん以外の名前はわからないし。



別に知りたくもないけど。