眠たい王女様は夢うつつに現実をみる


























「......どうして?」



困惑と動揺を精一杯抑えた顔で


シエルが問う。



「...真っ白に、憧れたの。


私達が失くしてしまった


純粋な...白に」




シエルは目を見開き、


そして一瞬瞳を伏せた、


でもすぐにきゅっと唇を噛み締めて


...眉毛をハの形にして


困ったように微笑んだ。