眠たい王女様は夢うつつに現実をみる



____in屋上



「で、なんの用事なのかなぁ〜

まさかまだるーを姫にするとか




...言わないよね?」



「何でそんなに頑なに嫌がるの?

琉衣ちゃんが大切なのは分かるけど、


...族なんて言ったって、

僕らだってずっと抗争があるわけじゃないし...」



天野くんはシエルの質問に


肯定も否定もしなかった。



「...大切?



...俺らのこと知りもしないくせに


そんな簡単な言葉でくくらないでよ」



シエルは凍りそうなほど冷え冷えとした目で


煌月を見渡した。