そうこうしてる間に、夏目達が私たちの目の前へと進み出た。
「で、話それちゃったんだけど、
僕らのたまり場に来てくれないかな?
2人とも」
「え〜?てか、るーだけじゃないの?」
俺も?とシエルが自分を指さす。
「そうだ」
「お断る」
「いやだから、お断るってな」
「なんでだ?」
赤羽くんの言葉を夏目が遮る。
「なんでって、君らが暴走族だからかな〜?」
「...暴走族の何が悪い」
少し機嫌を害したのか、眉をひそめる夏目。
シエルがそれを見て笑うが、目が笑っていない。
「あ〜の〜さ〜。
るーを野蛮な男共の巣窟に
連れていけるわけないじゃん〜
...そんなのも分かんないのぉ〜?」


