「...はぁ...慣れなきゃな...」
って言っても、きっとずっと慣れらんないんだろうけどさ...。
鏡の前でふと考え込む。
「...るーは、真実を知るべきなのかな...」
俺たちだけが知る、るーの真実。
...るーは、知らない...。
「でも、るーはその事を知っちゃったら...」
るーのことだから、自分をせめて...きっと壊れてしまう。
そこにまた、アイツがつけこんで...
「...なにこの最悪なループ...」
俺たちは、アイツがいるかぎり、
もっとも弱い。
最強なのに、最弱...。
「...はぁ...」