眠たい王女様は夢うつつに現実をみる




「...くっ...」


「るー...。...部屋、行こ」


一向に表情の晴れないラウに背を向けて、


シエルは私の腕を掴み、シエルの部屋までずんずんと進んだ。











「...たい、シエル、痛い...腕、離して...」


ぐっとかなり力を入れてたのか、


私の腕は赤くなっていた。


それでも、かまわずにシエルはずんずんと歩く。


普段より全然歩くスピードが早くて、


私はただひたすらにそれについて行くしかなかった。