眠たい王女様は夢うつつに現実をみる





...呼び出し?



...まさか...、...まさか!


「まさかラウ...!琉羽から連絡あったの!?」


ラウに駆け寄って私は、背の高いラウを見上げる。


「...そう」


「ホントに!?久々だよ!琉羽と、琉羽と会えるんだよね!?」


「...うん。...今日は泊まっていけって」


私の表情が、ぱあっと明るくなるのが、自分でもわかる。


...でも反対に、ラウとシエルの顔は、どんどん苦しげに歪んでいく。


「ラウ、シエル、心配しないで!


大丈夫だよ!だって琉羽と私は双子だよ?


私の片割れが信じられないの?」


「...琉衣」


きゅっと唇を噛み締めるラウ。


...ほんとに、過保護なんだから。


もう1度私はラウの目をしっかり見て言った。


「大丈夫。...ね?」