眠たい王女様は夢うつつに現実をみる





シエルは、整った可愛らしい顔にすっと、冷笑を浮かべた。



「てゆうかさー。


なんでいちいち質問答えなきゃいけないの?」



「...え。あ。ごめん」


少し驚いたように謝る井浦くん。


そして睨むように一点を見つめている


シエルの目線の先を追うと、私の手首...と、それを掴む天野くんの手。


「あとー♪




...チビ。いつまでるーの手握ってんの?


るーの手離せ。るー嫌がってんのわかんない?


察せよそんくらい。


てゆうか、もう二度と触らないでよね?」


「えっ....!い、痛っ」


効果音のつきそうなくらい強く、天野くんの手首を握ってひねりあげる。