先生。あなたはバカですか?



「生田 スイ」


そう呼び止められて、窓を閉めようとしていた手をつい止めてしまう。



無視をすればいいのに…


なんで私は…



「…何ですか」



「ちょっと下りて来いよ」



「…人の話聞いてました?私、今から自習するんです」



「相変わらず、ど真面目だねぇ」



あなたは相変わらず、人を馬鹿にしてばかりいるわね。


なんて、言い返してやりたい気持ちをグッと堪え彼を睨んだ。



何でこの人は、真面目にしている私を小馬鹿にするの?


まるで、今までの私の生き方を否定されているようで、凄く苦しい。



そうか。


だからこの人といると、こんなにもイライラするのか。



「あー…じゃあ、いい事思いついたわ」


「?」







って何で。



「ほら。さっさと自習しろよ」



何であんたがここ(部屋)に居るのよ!?


しかもこの人、私の机の隣に椅子まで持ってきて、私が机に向かうのをじっと見ている。


「先生。勉強の邪魔なんですけど…」


「まぁ、気にすんな」



ってするわ!!!