「生田 スイ」
そう呼び止められて、窓を閉めようとしていた手をつい止めてしまう。
無視をすればいいのに…
なんで私は…
「…何ですか」
「ちょっと下りて来いよ」
「…人の話聞いてました?私、今から自習するんです」
「相変わらず、ど真面目だねぇ」
あなたは相変わらず、人を馬鹿にしてばかりいるわね。
なんて、言い返してやりたい気持ちをグッと堪え彼を睨んだ。
何でこの人は、真面目にしている私を小馬鹿にするの?
まるで、今までの私の生き方を否定されているようで、凄く苦しい。
そうか。
だからこの人といると、こんなにもイライラするのか。
「あー…じゃあ、いい事思いついたわ」
「?」
*
って何で。
「ほら。さっさと自習しろよ」
何であんたがここ(部屋)に居るのよ!?
しかもこの人、私の机の隣に椅子まで持ってきて、私が机に向かうのをじっと見ている。
「先生。勉強の邪魔なんですけど…」
「まぁ、気にすんな」
ってするわ!!!



