いや。
私は今だってそうしたいのよ?
だけど、最近の私はとことん今までの自分のペースを失っている。
それもこれも…全部あの人のせいだ……。
「みーんみんみんみん」
「……」
「ジーワッジーワッ」
「……(イラッ)」
「ツクツクホー…「何をしているんですか。」
私は、窓の下であからさまにわざとらしく蝉の鳴き真似(全然似てない)をしている変質者、兼不良教師に仕方なく声を掛ける。
「あ。気付いた?」
気付いたも何も、わざとこっちに向けてバカな事をしてたくせに。
というか…
「何か用ですか?」
「別に。たまたまタバコ吸いに通りがかったら窓から顔出すお前が見えただけ。
てか、お前部屋2階なのな。その部屋心霊現象起きるらしいぞ」
「えっ!?」
「うっそー」
「…なっ…」
こ、こいつ…っ!
本当に大人!?
小学生の間違いじゃない!?
「私、勉強したいので!用がないなら失礼しますっ!」



