「あ。俺達そろそろ帰らなきゃな」
そう言って、峰山先生が時計を見た時には既に22時を回っていた。
「え!?2人とも帰るんですか!?一緒に泊まるんじゃ…」
「私達は泊まらないよー!私の家、外泊は許してくれないんだ」
「で、でも、峰山先生は…」
「俺は花織送ってかなきゃだし。あと、明日部活関係で出勤なんだよね」
そ、そんな……。
私はてっきり、2人も一緒に泊まるんだとばかり思っていたのに……。
という事は…––––
恐る恐る岩田先生に視線を向ければ、バチッと視線が合ってしまって。
その瞬間、先生が片方の口角を上げて不敵な笑みをこぼした。
ドクッと跳ねる心臓。
慌てて彼から目を逸らす。
––––この不良教師と一晩2人きりとか……。
どうなるの私!?!?!?
*
ドッドッドと規則正しいリズムを刻むのは、私の心臓。
今にも口から出てきそうなそれを押し込めるように、ギュッと口を結んでいる。
ソファーの上で正座をして、汗ばんだ手を握りしめ、座禅の如く精神統一しているのは、邪念を払うため。
落ち着け。
落ち着くんだ私。
そう言って、峰山先生が時計を見た時には既に22時を回っていた。
「え!?2人とも帰るんですか!?一緒に泊まるんじゃ…」
「私達は泊まらないよー!私の家、外泊は許してくれないんだ」
「で、でも、峰山先生は…」
「俺は花織送ってかなきゃだし。あと、明日部活関係で出勤なんだよね」
そ、そんな……。
私はてっきり、2人も一緒に泊まるんだとばかり思っていたのに……。
という事は…––––
恐る恐る岩田先生に視線を向ければ、バチッと視線が合ってしまって。
その瞬間、先生が片方の口角を上げて不敵な笑みをこぼした。
ドクッと跳ねる心臓。
慌てて彼から目を逸らす。
––––この不良教師と一晩2人きりとか……。
どうなるの私!?!?!?
*
ドッドッドと規則正しいリズムを刻むのは、私の心臓。
今にも口から出てきそうなそれを押し込めるように、ギュッと口を結んでいる。
ソファーの上で正座をして、汗ばんだ手を握りしめ、座禅の如く精神統一しているのは、邪念を払うため。
落ち着け。
落ち着くんだ私。



