『そうですか
楽しんで下さいね』

俺は男から離れ

携帯を取り出し

親父に電話した

〔どうした?〕

『親父、怪しい男がいる
でけぇ袋持ってて、多分その中は人だ』

〔分かった
そこから動くな組員を行かせる〕

『分かった』

直ぐに組員が来た

「朱さん」

『あの男を外に出すな』

「了解」

すると俺の携帯が鳴った

梨舞?

『どうした?』

「朱にぃ!
男が持ってる袋の中は龍平よ!

急いで!」