海斗の指先 〜どSイケメンに翻弄される日々

校門をでて、自転車でバイト先に迎う


今日は、バイトの事を忘れて教室でのんびり
しゃべってたから急がないと

学校から椿まで全速力で自転車を漕いで
20分くらいかかる


今日は、本気で急がないとやばいよー
遅刻したら、絶対あいつがうるさい....



「泉ー
5分の遅刻だぞ!!!!!!!!」

し、しまった....
5分遅れたか....

やつがバイトに来る火曜日と木曜日は
いつも遅れないようにしてたのに....

「おい、なんとか言えよ!」

椿の扉の前で不敵な笑みを浮かべて、
仁王立ちしている'やつ'

こいつは、中学でちさと共に3年間 同級生だっ
た、そして今は高校は変わったのだが
椿で共に働いている。
名前は、鈴木拓真 (すずき たくま)
なかなかのイケメンだが、性格はどS
付け入る、隙をみせればいじめてくる



そんな拓真にどう言い訳しようか
一生懸命考える

「と、と、途中で迷子になってた子猫を見
つけておまわりさんに届けてきた!」

嘘がばれないように、余裕な振りをする

「そっか!」
納得したようにうなずく拓真

おっと、嘘がばれてない!!!
と、思った


が.....

「あれだよな、犬のおまわりさんだよな」

「うん!」

と、答えた時に自分の間違えに気づいた


「俺にうそついて、ばれないと思ったか
そもそも、うそが幼稚だ」

拓真は、ニヤリと笑った


なんだか、嫌な予感がする....

「バイト、今日も頑張ろーっと」
自然な感じて、拓真の前を通ろうとした時


バシ.....

しっかり、手を掴まれた....

「おまえ、今日メイド服でバイトしろ」
耳に響く低い声とその声には似合わないよ
うな笑顔で言われると拒否できなくなる


「..........はい」