その日を境に栞はご機嫌だった。 金が入るからだろう。 栞はいろんなやつに私を売る。 それに私は答えた。 動画と写真を守るために。 どんなに安い女だと思われてもいい。 所詮自分が可愛いんだ。 そう思う。 ある日 栞は珍しく 「今日会う人は嫌なら断っていいよ」と言った。 珍しいななんて思ってた。 その日は学校が休みで ある男性にはカフェで待ちわせをした。