すごく眠くて先生の声なんか聞こえなかった。
隣の男子
カズに机をけられ
先生の声で転入生がいるのがわかった。
「あなたは西野さんの後ろね、西野さんはそこの金髪の女の子よ」
「はい…」
そんな会話をしてたなんて知らなかった。
「ねぇ、カズ痛いんだけど〜」
「はぁ?学校で寝るバカがいるか?」
「眠い〜」
「そんなんだからオール1なんだよ!」
「いいじゃぁん〜」
そんな会話をしてうしろでガタンッと聞こえ振り向くと
黒髪に
セーラー服で
昔のカバンを机に置き
黒目の瞳で私を見て
「こんにちは、吉田海です。」
そう初めから彼女とは出会う運命なのかもしれない。
そう思う。



