地元には居たくない
色々思い出がありすぎて無理。



ある意味それが苦痛で私を知らない地域の高校に
入学を決意した。







用意終わって母親に電話をする。



「はい」

「まま?」

「葵ちゃんおはよう」

いつもの優しいトーンなのでご機嫌の様子。

「おはよう」

「今日は入学式ね。まま行かなくても大丈夫??」

「うん、大丈夫だよ。」

「お友達できるといいわね」

「そうだね、できたら紹介するよ。」

「進学校だから勉強頑張ってね」

「うん」