すでにこのs高校に来て
4週間弱経っていて

誰も話しかけられずにいた。
そんな中一人の女の子がきた。


「あのお、、、」

「はい?」

「あーちゃんとよく話す人ですか??」

「あーちゃん??」


あーちゃん、、、
誰だろう

「はい!金髪の!」

「ああ」

彼女の話のようだ。


「あの子葵っていう子で最近こっちに越してきたみたいで!」

「へえ」

この子は他の子のことベラベラよく喋るな
仮にも個人情報じゃない?
最近の子は怖いな。


「私莉央ですあーちゃんのことよろしくおねがいします!」

「あ、ちょ」

それだけ言うと
莉央と名乗る少女は消えていった。

そうするとつじつまが合う

他県から引っ越してきたなら
合わなくて当然だよな



君が登校してきたのが見えたので
君はこっちを向いたので思わず

「葵ちゃんおはよ」

声をかけていた。

君は頬を染めて

「おはようございます」

って言ってくれた。


でも少しして君は

「あれ?なんで名前知ってるの?」

そうだよな、お互い名前も知らずに会話していた。


「莉央ちゃん?って子が教えてくれたよ」


「あーそうなんですか」

ちょっと不機嫌。どうしたんだろう、、、



俺も言ったほうがいいよな

「利樹」

「はい?」

「俺、利樹。名前。」

ちょっと自分の名前をいうのは照れ臭い。



利樹 side 終