そして彼は席に戻ってきて 「頼んできた、すぐ来ると思うよ?」 優しく私に微笑んだ。 それが不覚にも私の目に焼きつかれた。 「ありがとうございます。」 「いえいえw」 「…………………………」 「あ!そうだ、これ葵ちゃんにあげる!」 そう言いながら彼はある包み箱を渡した。