「 私には暗い過去しかない。 こんな、キラキラした みんなが憧れている芸能界にいるのに 私は…」 やっと、泣き止んだと思ったのに ドワーって私の中の何かが 壊れて涙がどんどん出てきた。 そんな私に彼は 「大丈夫。 俺、今日話を聞こうって思ってたから 人通りが少ないここに来てもらったから 何も気にせず泣いてもいいよ。」 そんな言葉を聞いたら もう、泣いてるか泣いてないかなんて 気にせず 思いのまま 今まで心に閉じ込めてきたものを いっきに吐き出した。