狂愛なる幼馴染

正直、早瀬くんばっかり話してた感じはするけど、楽しかったかも。


「ん、わかった。…ね、連絡していい?」


一応みんなと連絡先は交換したけど、使うつもりなんてなかった。


でも…。


「…たまになら」


「まじ?やった!じゃ、気をつけろよ。…またな」


軽く手をふった。


けれど、早瀬くんは3メートルくらい進んで、戻ってきた。


「何?」