幼い頃の夢を見た。
それはまだ私が小学一年生だった頃の夢。
当時の私は引っ込み思案で、なかなか学校で友達ができなくて、恥ずかしがり屋でうまく話せない子どもだった。
唯一の友達は、家の近くの公園でよく会っていた男の子。名前は思い出せないけど、呼んでいたあだ名は今でもはっきり覚えてる。
男の子のあだ名は、あっちゃん。
学校は違ったけれど、元気で明るいあっちゃんはこんな私に笑顔を向けてくれたんだ。
『一緒に遊ぼうぜ』
人見知りな私の心に簡単に入ってきたあっちゃん。
それから私は、学校帰りや休みの日には必ず公園に寄って、あっちゃんと遊んでいた。
約束をしていたわけでもないのに、なぜか毎日のようにあっちゃんは公園にいた。
あっちゃんは、私の大事な友達で、そして憧れでもあった。
ある日、あっちゃんとボール遊びをしていると、私が投げたボールが公園にある木の枝に引っかかってしまった。
私は責任を感じて、その木を登ってボールを取ろうとした。
『危ねぇからやめろって!!』
下であっちゃんがそう言うが、私はその忠告を聞かずに木を登る。
そして、ボールを取ったその時、木の枝が重みに耐えきれなかったのかボキッと折れてしまい、私はそのまま地面に落下してしまった。



