「いいじゃねぇか、それ!!」
「どんな衣装を着ようかしら」
「由楽、いいアイデアだよ!」
不安でいっぱいだった私の心をぶち壊すみたいに、静かだった皆が一斉に盛り上がる。
よかった。役に立てたみたい。
「じゃあ今年の生徒会企画は、由楽が提案した印集めにするか。『印集め』じゃダセぇから誰か新しい名前を考えとけ」
岳斗さんはそう言うと、生徒会企画について早速まとめ始めた。
行動力あるな、岳斗さんって。すごいなぁ。
「『生徒会を探せ!スタンプラリー』でいいんじゃない?」
「もっと俺様のことを強調しねぇのかよ」
「強調しても意味がないでしょ」
蜜くんと恭弥さんは言い争いながら新しい名前を考えている。
利央さんは途中だった仕事を再開していた。
そんな文化祭の企画・運営を真剣に取り組んでいる皆の姿を見ていたらじっとなんてしてられなくて、私は半分くらいまでしか終わっていないパンフレット作りをし始めた。



