高下さんに便乗して、言い争いをしていた二人までもがそう言いだした。
「タメ口・名前呼び、強制だからな」
最後に雅さんが追い打ちをかける。
強制って……。
うぅ、なんか恐れ多いなぁ……。
「わ、わかりまし……じゃなくて、わかった。利央さん、蜜くん、恭弥さん、岳斗さん………でいい?」
私が赤い顔を隠すように俯きながらそう言うと、四人はフッと笑った。
「いつか呼び捨てで呼んでね?」
高下さんはウインクをしてそう言った。
「が、頑張ります……」
呼び捨ては今の私にとってはハードルが高すぎる!!
でもいつか……もっと仲良くなったときに呼び捨てで呼べたらいいな。
「お前ら、始めるぞ」
岳斗さんはこちらを見ずにそう言うと、先ほどクッキーやチョコレートを出した棚の隣にあるもう一つの棚からパソコンや厚いファイルを取り出した。
あんなところに仕舞っていたのか……。
「よっしゃ、やるか」
「さっさとやって、さっさと終わらせちゃいましょ」



