私が念のためそう聞くと、
「「「「ない」」」」
返ってきたのは全員同じ答えで。
私ははぁ~とため息をつく。
ですよね。拒否権なんてありませんよね。
なんとなくそんな予感はしていたから、驚かないけど。
「……わかりました。任命されたからには、頑張らせていただきます!!」
まだ不安なことでいっぱいだけど、不良さんがたくさんいるこの学校でやっていけるか心配だけど、何かの縁だと思って頑張ろう!
天国のお父さん、お母さん。
私、頑張るから見守っていてね。
「それじゃあ、今日は歓迎会をしましょうか」
高下さんが奥にある棚からクッキーの入った箱とチョコレートのお菓子を取り出し、テーブルに置いた。
歓迎会……?私のために、してくれるの?
「改めて……」
生徒会メンバーの視線が再び私に集まる。
皆さんは嬉しそうに笑みを浮かべて、声を一つにして言った。
「「「「ようこそ、生徒会へ」」」」
最強と謳われる暴走族がいる、危険だけどちょっと甘い生徒会。
私、そんな生徒会のメンバーになっちゃいました。



