リボンで結われたツインテールをゆらりと揺らしながら、高下さんがこちらへ近づいてくる。
「あ、あの……」
私はどうすればいいのかわからなくて、生唾を飲み込む。
この学校の生徒が憧れている生徒会メンバーが勢ぞろい!
どうしよう。緊張で声が震える。
生徒会メンバー全員の視線が突き刺さって痛い。
「ようこそ、生徒会室へ」
目の前に来ていた高下さんが、穏やかな笑みを浮かべてそう言った。
「えっと……」
「一緒にお茶でも飲みましょ?」
私は高下さんに手を引かれ、生徒会メンバーのいる東屋へ連れて行かれた。
池と東屋を囲むように、花がたくさんある。
この花たちは全部、生徒会長が手配したのかな?
東屋のところに着き、私は高下さんの隣に座った。
すると優木くんが私の前に湯呑をそっと置いた。
「あ、ありがと」
私はお礼を言ってから、湯呑を手にして湯気が立っているお茶を飲んだ。
あ、美味しい……。



