「そうかな?」
「そうだよぉ!RIOくんって不良っぽくないしぃ、どっちかっていうと王子様みたいだしぃ~」
王子様、ねぇ……。
俺には向いてないな。俺は王子様よりも王子様の家来の方が向いてると思うんだけど。
自他共に認めるくらいチャラいから、好きになった子以外にも特別扱いしちゃうと思う。……そんな王子様なんて、嫌でしょ?
「あ、あとぉ、女装してたのも本当なのぉ?」
「ホントだよ」
「そうなんだぁ。RIOくんなら女装しててもモテモテだろうね~」
「モテモテだったよ」
「あはっ、自分で言っちゃうんだぁ」
俺にとってのお姫様はRIOのファンの子全員。
だから皆を平等に愛さなくちゃいけないんだ。これが俺流の王子様。
あ、でも………。
「でもれもんは、男の子のRIOくんが好きだなぁ」
すると突然、服部れもんが俺に告白してきた。
いきなりすぎて、俺は目を丸くする。



