「お前ら、カスだな」
「はあ!?」
俺が言い放った言葉に、クソガキどもは顔を歪ませる。
「いじめとか、マジウケる」
ハッと鼻で笑って、クソガキどもを見下す俺。
そんな俺に、クラスメイト全員が注目していた。
「林のこといじめて、そんなに楽しいか?」
「さっきから聞いてれば、好き勝手言ってんじゃねぇよ!」
俺の問いかけには答えず、林をいじめていたある男子が俺に突っかかってきた。
男子は振り上げた拳を俺の顔面へと向かわせるが、俺はいとも簡単にその拳を肩手で掴んだ。
「いじめが楽しいなんて、お前らどっかイカれてんじゃねぇのか?」
俺は余裕そうな笑みをうっすらと浮かべると、男子の拳から手を放し、男子の頬を思い切り強く殴った。
そして始まった喧嘩。
クラスの女子はきゃーきゃー叫んで怖がって、男子は次から次へと俺に襲いかかってきて。
林は、闘う俺を見て泣いていた。



