「何なの、あなたたち!?他人の家に勝手に上がり込んだと思ったら、私の大事な子を助けに来たですって?笑わせないで!」
きっとおばさんの言葉を聞いた多くの人は、不良から子どもを守るいい義母だと思うだろう。
でも、実際は違う。
おばさんは、ずっと企んでいた復讐のターゲットを自分の手から逃したくないだけ。
「……大事な子?」
声を荒げたおばさんの言葉に、蜜が反応してそう呟く。
蜜の濃い青の瞳が、ギラリと光った気がした。
「あなたは由楽を虐めていたのに?」
「……な、にを言って……」
「失礼ながら、勝手にこの家の事情を調べさせてもらいました」
ハッキングが得意な蜜はそう言うと、焦り始めるおばさんに鋭い視線を向けた。
「そしたら、あなたが由楽に虐待をしていることが判明したんです」
「そ、そんなことするわけないじゃない!変な言いがかりつけないでよ!!」
ずっと隠し続けてきた真実が、暴かれようとしている。
皆が傷だらけになった私を守ろうと、動いてくれていたんだ。



