急に声を荒げたボブの女の子。
そ、そんなこと聞かれても、岳斗が突然任命してきたから、としか言い様がない。
私はただ生徒会に招待されて行ってみたら、なぜか生徒会メンバーになっちゃったってだけなのに。
「どうせ媚売ったり、弱み握ったりしたんでしょ!?」
とんだ言いがかりをつけられて、私は首を横に振って否定するが信じてもらえず、ボブの女の子は私が着ている体操着の襟元を掴んだ。
「なんであんたがあの方たちと一緒にいるのよ!目障りなのよ!!」
嫉妬心むき出しで私に向かってそう叫ぶボブの女の子のあとに続いて、他の女の子たちも私に暴言を吐き始めた。
こ、こういう状況ってどうすればいいんだろう。
私が何か言えば、余計に逆上させるだけだろうし。生徒会を抜けようとは思わないし。
どうしたらこの場をうまく抜け出せるんだろう。
「あ、あの……」
「なによ!!??」
「この手、離してもらえませんか?」
とりあえず一旦落ち着いてもらおうと思い、できるだけ穏やかにそう言ったが、逆に女の子たちを苛立たせてしまったみたいで、ボブの女の子は眉間にしわを寄せた。
「はあ?この状況で何言ってんのあんた。あたしたちをバカにしてるの?」
そ、そんな滅相もない!!
私はただこの場を穏便にすまそうと思っただけで……。



