ははっと笑いながら言った先生の言葉に、私は首をかしげる。
「ここにいる男子のほとんどが族に入っているんだろう。仲間を守れるその強さを大切にしろよ?あ、ちなみに、生徒会メンバーも全員A組だ」
先生はある一点を見ながらそう言った。
視線をたどると、そこには生徒会会計の優木くんが。
「でも授業は他のクラスとほとんど同じだよ」
私たちを安心させるようなそんな穏やかな笑顔を向けた先生。
私の才能、か。
それはきっと………。
――翌日。
朝早く家を出たせいで、教室に着いても誰もいなかった。
まだHRまで時間がたっぷりある。
何してようかな。
「……いい天気だなぁ」
ふと窓の外に広がる空を眺めると、鮮やかな青が視界に映る。
天気がいいから、校舎の外を見てみようかな。
裏庭とか中庭とか、屋上とか。
そう思った私は、早速教室を飛び出した。
向かった先は、裏庭。
裏庭には可愛らしい花がたくさん咲いている花壇があった。



