桜舞う4月ー

「ここかなぁ?うん!ここだ!皇桜高校!

友達100人できるかなぁ〜

いっちねんせ〜になった〜ら、、、、

ふんふんふんふんふふんふふふん

ドンッ!

何かにぶつかってしまって、その拍子に後ろに

倒れてしまった、

「いった〜イテテテテテテ、もう!だれ!?」

「あぁ?てめぇぶつかった癖にごめんの一つも

言えねーのかよ、」

「ハァ?なんで私が謝らなきゃなんないのよ!

謝るのは、そっちでしょ?そっくりそのままそ

の言葉返したるわ!」

私にぶつかってきて、勝手にキレてるやつは、

びっくりするほどキレイな顔だけど、眉間に

シワがはいって残念だなぁ、

「あぁ?なんだとコラ?」

「オイ、星、行くぞ」

「でもよ!、、」

「オイ、」

「ッチ、しゃーねーな、オイ!お前!今日の

ところは見逃してやるよ、この俺様が優しかっ

たことが不幸中の幸いだったな、ッフ」

「オイ行くぞ」

この出会いで、私の運命が

狂い始める事、この高校に来ることによって、

私の周りの人達のことを、どれだけ傷つけてし

まう事も、今の私には知る由もなかった。