――――――――― 物語の始まりは私が高校2年に上がったとき 同時に社会科の大和先生が赴任してきたときだ。 大和 昴介… 私と同じくらいの身長で 日焼けしていて松崎しげる並の黒さ 佐賀県の出身でずっと福岡市内に住んでいる 私にとってはよくなまっている喋り 初めはただの私のクラスの世界史の先生だったんです。 他の先生と何も変わらない普通の先生なんです。