え……
不機嫌って…

「なんてな。俺はわかってるよ。不機嫌なんじゃなくてただ眠いだけなんだろーなーって。逆に分かりやすすぎて笑っちゃったんだよ。」

「別に笑わなくてもいいじゃん。不機嫌じゃないし?」

とりあえず夏希の顔を見ながら少しいじけたように言う。

……夏希背高いなーって思いながら。


「自主練?」

「うん。夏希もでしょ?相変わらず朝早いね。」

「まーな。てか、今日は授業中寝るんじゃねーぞ。」

「え。極力努力はするけど、多分それは無理…」

「だろーな。ま、朝練頑張れよ。」

「ありがと。そっちこそ、暑いから頑張ってね。」

「おぅ。サンキュ。じゃ、また教室でな。」

「うん。」


こんな他愛もない話をしてから音楽室にむかう。