夜明けの恋人。

ガチャッー


そのとき、観覧車は丁度一周した。


ギュッー


俺は夜見を抱き抱えて
無我夢中に走った。



「すいませんっ…!
こいつのこと、助けて下さいっ!!」

救護室に駆け込んだ。


夜見、ごめん、ほんとごめん。

こんな俺にでも
夜見は笑ってくれる


あの頃も、今も、


夜見は夜見。

俺と出会った頃の記憶がなくても
俺の大好きな夜見だ。



けど、

やっぱりなんかさ、
悲しいもんだな。

俺ってやな奴だ