「それと、お嬢ちゃんにお願いしていいか?」


何を??


「俺はもしかしたら家族の元に帰れないかもしれん。」


何で…??


「だから…これを…」


「な、に…?」


「このネックレス…俺の息子に届けてくれ。もし会ったらでいいんだ。俺よりお嬢ちゃんのが俺の息子に会える気がするんだ」


…息子さん??


チャラッー

「ごめんな、勝手に首にかけて…」